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| 文化財うようよ温泉の建物 |
湯に浸かる、美味しいものを食べる、ゆっくりする。それだけが温泉の楽しみではありません。
実は名湯といわれる温泉地には歴史的建造物や工芸品がたくさんあります。有名なところでは愛媛県道後の「道後温泉本館」や大分県別府の「竹瓦温泉」。また各地の老舗旅館の建物には、国の重要指定文化財や登録有形文化財に指定されたものがたくさんあります。とくに木造三階建て四階建ての建物は一見の価値あり。温泉の重要文化財を紹介する本も出版されているので興味のある方は読んでみては?温泉までは遠くて・・なんていう面倒くさがりさんは、お近くの昔ながらの銭湯をじっくり眺めてみてください。銭湯独特の数奇屋造り、唐破風入母屋造りの建物、とっても個性的だと思いませんか?天上や柱、欄間など、日頃見過ごしていた部分に新たな発見があるかも・・・。 |
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| 今も昔も「温泉ガイドブック」は必須アイテム |
貝原益軒の書いた「養生訓」(1710年)は歴史の授業で習った覚えがあるかも。
じつは、その「養生訓」の中で、「温泉療法」について、湯治で効果のある症状、逆に湯治をしてはよくない症状にも触れているのです。ちなみに1717年には大岡越前が江戸町奉行に就任。越前も、大岡裁きの疲れを温泉で癒したのかも?
養生訓と同じように、今でいう「ガイドブック」のような役割を果たしていた書物はたくさんあります。
たとえば「但馬湯嶋道之記」では、著者が城之崎温泉の効能を褒めたため、城之崎に大勢の湯治客が溢れたというような記録も残っており、現代人も顔負け、ちょっとミーハーな当時の日本人の横顔が伺えます。
また、1817年に出た「諸国温泉効能鑑」では、諸国の温泉番付が当時の相撲の番付を真似て書かれています。東の大関が草津、西が有馬、東関脇が那須湯本、西は城之崎温泉が不動の位置(当時は大関が最高位)。日本人は昔からガイドブックとランキングには目がない? |
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| 温泉の色は自然の産物 |
別府温泉には「血の池地獄」とよばれる、まさしく真っ赤な湯が湧き出している温泉があります。また他でも茶褐色や黄色、黒、など色のついた温泉をみかけたことはありませんか?中には、ピンクやグリーン、ブルーなどきれいな色の温泉もあります。
なんでこんな色が?と思いますが、実はこれ、自然のなせるスゴワザ。
たとえば、赤色の多くは、その温泉が含有する鉄質(赤鉄鉱、鉄明礬など)によるものです。アンチモンが含まれると、きれいなオレンジ色になったりもします。緑っぽいものは、熱水環境に適した藻類の場合もあります。人工的につけた色合いとはまた一味違う、自然がおりなす色のハーモニー。「色のついた温泉を巡る」なんてテーマで回ってみるのも一興でしょう。
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